J’ai déterminé.
2019年は一言でいうと、
人生なにがあるか分からないな
と強く感じた年だった。長期間留学していたこともあり、価値観もがらりと変わった。
留学中。
1つ上の先輩と、同じ学科のOBの方に出会って外務省の仕事に魅力を感じた。しかし、当時はいつか結婚したいと考えていたので外交官を目指すのを躊躇っていた。重い女だった。当時好きだった人と結婚できる保証なんてないのに。
私は帰国日を予定より1ヶ月早めた。表面的にはDELFという試験を受けるためだった。帰国して2ヶ月間は地獄だった。心身共にボロボロで、寝るかお酒を飲むかしかしていなかった。(一度失態を犯してスマホを壊した)
帰国日を早めたことについては後悔していないといえば嘘になるが、後悔しているわけでもない。本当は革命記念日まで残りたかったが、DELFに受かったからだ。時差ボケとストレスで眠れなかった&頭痛腹痛の最悪の体調だったにもかかわらず合格したことは自信になった。
夏休みに一人暮らしを再開すると同時に就活を始めた。自由になって、改めて自分のやりたいことは何か考えたら、『音楽』はもちろん、『世界を舞台に働きたい』という考えに行き着いた。そのとき、留学中OBの方と出会って、「この人と働きたい!」と思ったことを思い出し、外交官を目指すことに決めた。両親に頼み込み、予備校に通わせてもらうことができた。大学と一人暮らしと予備校。キャパオーバーになるのは怖いが、できるところまでやろうと思う。もし公務員がダメで、公務員のほかに考えている9社にも内定を貰えなかったら卒業を延ばす。
まさか自分が公務員を目指すなんて、結婚なんてしなくていいやと思うようになるなんて、新しい出会いがあるなんて思ってなかった。人生は小説より奇なり、という言葉があるが、こんなにひしひしと感じたことはない。留学という挑戦をしたことで私の人生は変わった。
2019年は「諦めない」という抱負で過ごした。2020年は「妥協をしない」1年にする。
ある人が、私は怖いくらい自分を持ってると言っていた。自分でもその通りだなと思う。私は自分が生きたいように生きる。自分の生き方に誇りを持ち続けたい。
凛とした強い女性になるぞ。これは人生の目標。
最後に、私を応援してくれる家族、仲良くしてくれる友達の存在の大きさにちゃんと気づけた1年にもなった。少しずつ恩返しできたらいいな。
2020年、2020年代もよろしくお願いします。