大学院に合格しました。しかし…

学生と社会人は対極だと、私は思う。

「大学生には時間はあるがお金がない。社会人にはお金はあるが時間がない。」というのはうんざりするほど耳にした。

 

 

試験の申し込みを忘れ、民間企業の就職活動に失敗した私を見かねた先生が、大学院進学を勧めてくれた。

「2年後、再チャレンジすればいい」と。

それが7月末の話。

 

私は小学生の頃から平和について関心が強かった。音楽に次いで高い関心を持っていると思う。そのため、学部1年の時に履修していた平和研究の教授に師事したいと思った。

 

ただ、平和学に関する知識はゼロだった。大学院の授業も少し聴講したが、自分の無知を腹立たしく思った。問いに対してYes/Noは言えるが、その根拠が弱い。自分は何も知らない。知りたい。知ることで強くなりたい。それが私の原動力となった。

 

結論を言えば、大学院には合格した。

しかし、ここで大きな決断を迫られた。

実は既に、地元で就職できることが決まっていたのである。

 

就職か、進学か

 

たくさん悩んで、友人にも相談して、また悩んでを繰り返した結果、私が出した結論は、

就職「と」進学

だ。

 

どちらを選んでも自分の次のキャリアに繋がるはず。だったら、まずはどちらもとって、やってみればいい。やってみて、キャパオーバーしそうになったらどちらか辞めればいい。どちらも自分にとって通過点なのだから。

 

仕事と勉強の両立で時間もお金もなくなるだろうし、大変なのは重々承知だが、そんな心持ちでいるので幾分かは気が楽だ。

 

ということで、4月から学生兼社会人になります。対極の存在とどう折り合いをつけるのか、未来の自分に期待。そしてキャリアアップのための遠回り。